ナナメ32°の自然エネルギー

ゆる〜く、マジメに、ちょっとナナメから、自然エネルギーのこと。

「再エネ拡大は難しい」って、もうあきらめたの?

「エネルギー白書2019」が閣議決定されました。

福島の原発廃炉の進捗状況や近年の自然災害の状況など、

いろいろ記載されていますが、

驚いたのは、エネルギー政策で「再エネ拡大は難しい」と結論づけていること。

 

いやいや。

ここでも歓喜して紹介しましたが、

やっと、主力に 201808

https://blog.hatena.ne.jp/farbon/farbon.hatenablog.com/edit?entry=10257846132607609334

ほんの1年前、2018年発表された『第5次エネルギー基本計画』では

「再エネを主要電源に!」と高らかに宣言していたのに。

 

やれやれ。

でも、中身を見てみると、

「日本の面積あたりの再エネ導入は高水準。しかし需要が多いため再エネ比率は上げにくい」

 

つまり、頑張って再エネは増やしてきたけど、

狭く平地の少ない国土と人口の多さから、このくらいが限界かもということ。

 

エネルギー白書の数字が本当なら、

(最近何かと改竄されるのですぐには信じられない)

なんとなく感じてきたことだから、納得できます。

電気に変換する効率だって、

日本の生真面目な企業や技術者の腕からして、高水準のはず。

 

でもなあ、だからって、「原子力発電を主力に」なんて発想は、

絶対にありえない。

それを理由にしてはいけない。

 

核のゴミはどうするん?

自分らが死んだずっとその先のことだから、

その辺の土地に置いておけばいいというのか。

 

実現は厳しいかもしれないけれど、

一つの国家として強い信念は持ち続けるべき。

わずか1年で180度方針転換とは、何かありました?

 

www.meti.go.jp

 

ニュースに取り上げなくてよね ほんまに。