ナナメ32°の自然エネルギー

ゆる〜く、マジメに、ちょっとナナメから、自然エネルギーのこと。

あさイチに、飯田哲也氏登場。

エネルギー業界で知らない人はいない、環境エネルギー政策研究所所長、飯田哲也氏。

10月4日の「あさイチ」登場でちょっとびっくりしました。

 

飯田氏監修の本を読み、再生可能エネルギーの基礎知識を学んだような気がします。

とっても分かりやすくて助けられました。

この業界のことを知ろうと思えば、頻繁に登場する名前。

だから、私にとっては、ちょっと師匠的存在。

 

ところが、この日のあさイチを観て、ちょっとちょっとちょっと!となった。

出演者の疑問や質問をふわっとした答えでかわし、とりあえず(太陽光発電を)

推進したいようにさえ見える。

 

例えば、

再生可能エネルギーの不安定さについて。

「不安定なのではなく、天候で変動するだけで予測できること。いろいろな手段で埋めていいけばいい」

埋めていくのは再生可能エネルギー? 火力や原子力ですよね。そこをはっきり言ってほしい。

 

太陽光パネルが今後、産業廃棄物と化すことについて。

「産業廃棄物全体のほんの0.1%にすぎず、シリコンもガラスも再生できますから」

シリコンのリサイクル技術、まだ実用化に遠くないですか?

 

九州電力では、原子力発電の再稼働が決まり、これ以上太陽光発電でつくられた電力を

買い取らないということですが、という視聴者からの質問には

「九州は最も太陽発電が導入されている地域。だから今後の動きに期待したい」

ん? だから、九州電力の動きに問題はないのかって聞いているのですが・・・。

 

などなど。 

現在の課題もそのまま発言してほしかったなあ。

 

テレビを見ていた、初めて再生可能エネルギーについて知る方は、

全部鵜呑みにしちゃうよね。

だって、NHKあさイチ、だもんね。

 

反対に、

これからは、あさイチの情報を鵜呑みにしないようにしようと、

心に誓ってしまいました。

 

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ちなみに、再生可能エネルギーとは、太陽光や風、波、地熱など、この世界で枯渇することなく、何度でも活用できるエネルギーのこと。自然エネルギーはほぼ同意です。