太陽光発電、つけていいですか?
神戸市ではこの秋、
10キロワット以上の事業用太陽光発電の設置について
届出制とする条例をつくるそうです。
「えっ、今まで勝手につくってたの?」とちょっと驚きですが、
大きなものは、国や県が管理していたみたいです。
10キロワットの大きさというのは、事業用では最小の規模なので、
地方都市単位でこのような条例ができるのは珍しいようです。
先日の台風21号で同市内で太陽光発電の設備が崩壊したことがきっかけと
記事にはありますが、
周辺住民へのさまざまな被害や自然破壊の問題は、今までにもたくさんあったはず。
設置後の定期的な管理報告や将来のパネルの廃棄計画も義務付けされるようなので、
あの電力の買取制度からの浮かれた気分から、
(「自然エネルギーは儲かるぞ!」という気分)
行政サイドもちょっと冷静になってきたのかなと思います。
神戸市だけでなく、全国各地に早く広がってほしい条例です。
普及させなくちゃいけないけど、
自然エネルギーは、
ちゃんと計画し、ちゃんと管理運営し、
そして一刻も早く、自分たちのものにしなければならないと思うのです。