暑すぎても、風が吹きすぎても、発電しない
体験したことのない酷暑が続いたかと思うと、梅雨明け後の豪雨に続き、
これまた見たことにないコースを進む台風と、
心休まることない、近頃の日本。
ふぅう、ですね。
暑いといえば、日本では沖縄。だから太陽光発電の発電量が多いと思いがちですが、
実は、日本で発電量が多いのは、”晴れの国”ともいわれる岡山や広島。
そして、意外に多いのが、札幌です。
どのメーカーの太陽電池(太陽光発電は太陽電池に太陽の光を受けて発電)も、表面温度が約35度以上になると発電しないように設計されています。
機械的な理由から。壊れます。
風力発電も、風速25メートル以上になるとブレーキがかかり、羽根の回転が自動的にストップ。
さらに風にあおられないように、風とは反対の方向を向く機種もあります。
あの大きな羽根が強風にあおられてぐるんぐるん回ると、確かに怖いですよね。
これも風力発電そのものを守るためです。
過ぎたるは・・・良いことはありません。
これも自然の摂理。
この夏は、太陽光発電も風力発電も、発電量が例年に比べて少ないかもしれません。