風力発電の風車は誰が作る? 誰が見守る?
少し前のことになりますが、
華々しく発表されました。
でも、よくよく記事を読んでみると、
海外での需要をターゲットとしたもの。
国内で活用されるわけではありません。
実は、三菱重工はすでに陸上の風力発電の製造からは撤退しています。
すると、残る主な日本のメーカーは、日立製作所と日本製鋼所くらいです。
ちょっと寂しく、そして心細く感じてしまいます。
すでに動いている国内の風車のメンテナンスは、
もちろん関連会社等に引き継がれているとは思いますが、期限付き。
今でも少なくない海外メーカーに依存していくことになりますね。
風が吹けば勝手に動くメンテナンスフリーのように感じる風力発電ですが、
実はメンテナンスが欠かせない、結構手間のかかる設備。
10基くらいのウインドパークだと、1、2基は動いていない風景を目にした方も
いるのではないでしょうか。
部品の調達や専門的なメンテナンスなどを考えれば、
いや、それよりも国内での普及を考えれば、
頼りになる国内メーカーがいてほしいものです。
確かな技術はあるのですから。
と、これでアップしようと思っていたら、
日本の福島沖の洋上風力発電が不調とのニュースが。
なかなか大変なんです、風力発電。