ナナメ32°の自然エネルギー

ゆる〜く、マジメに、ちょっとナナメから、自然エネルギーのこと。

太陽光発電の出力抑制は、いいの?悪いの?

前回でも少し書きましたが、

九州電力太陽光発電の出力抑制をします。

理由は、全体の発電量が多くなりすぎると、

電力の需要やバランスがくずれて停電につながるから。

 

ん?

それなら、問題になっている火力や原子力を止めればいいのに、

と思いますよね。

まあ、原子力はすぐに止めたりつけたりできないから、

まずは火力を抑制すべき。

確か、国のルール(抑制する順番)でもそうなっているはずです。

 

それに九州電力管内は、太陽光発電の事業者が多く、他の地域のお手本になるような

自然エネルギーを中心とした発電ができる可能性があります。

私たちが考えるような単純な話ではないだろうけど、

数値や道理からすれば、原子力を現在のように4基も再稼働させなくても

いいはず。

 

問題は、太陽光発電の事業者の経営が成り立たなくなるのではないか。

さらに今後、新たな事業者の参入が減ってしまうのではないか、と思うのです。

 

国のルールを外れた行為と再生可能エネルギー普及に水を差す行為。

 

どうした? 九州電力

いや、もし他の地域でも同様ことが行われていたでしょうね。

 

国がやっと示した「再生可能エネルギーをエネルギーの主力に」

という方針の重みは、

メディアはもちろん、まだ誰も感じていないみたいです。